こんな方におすすめ
- ハイブリッド車を買ったものの思うように燃費が良くならない方
- カタログ値以上の燃費が出したい方
- ハイブリッド車の購入を検討している方
現在の日本では至る所でハイブリッド車が走っています。
ハイブリッド車は普通のガソリン車に比べて燃費が良いとされていますが、ガソリン車に乗り慣れている方は、今までの運転の仕方では思っているより燃費を向上させることができません。
ハイブリッド車にはハイブリッド車だけの運転の仕方があります。
今回はその方法を項目に分けて解説します。
ハイブリッド車の燃費が良くなる理由
まず、なぜハイブリッド車の燃費は良くなるのか。
ハイブリッド車の燃費の良さの理由を下にまとめました。
ハイブリッド車の燃費の良さの理由
- ガソリンエンジンが苦手な発進から低速域を電気モーターで補うことでそれぞれの良いとこ取りしている
- 減速時の余ったタイヤの回転でモーターを回し電気エネルギーとして蓄えている
よって、この2つの理由を意識することで燃費を圧倒的に向上させることができます。
では、何をすればいいのか具体的に説明します。
発進時にモーターを使うように心がけよう
まず、無駄な急発進をしないというのはもちろんなのですが、発進時に電気の力で走るEVモードを意図的に使うようにしましょう。
たとえば、トヨタのプリウスなら発進時にアクセルの踏み具合によって、EVモードに切り替わるかが変わります。
そのアクセルの踏み具合は車種によって異なるので、EVモードになっているかどうか意識することで自然とEVモードが使えるようになります。
回生ブレーキは積極的に使おう
次のポイントは、回生ブレーキを積極的に使うということです。
回生ブレーキを使うことで車の運動エネルギーが電気エネルギーに変換され無駄なく走れるので意識して使いましょう。
上手く回生ブレーキを使うコツとして、信号状況や前の車との距離を考えてなるべくブレーキを使わないで回生ブレーキを使って減速してみましょう。そうすることで安全な運転につなげることもできるのでおすすめです。
ただ、注意点として、回生ブレーキを意識するあまりゆっくり走りすぎて渋滞を作ったり、止まれなくて急ブレーキをしてしまったりしないように気を付けましょう。
バッテリーの残量を管理しよう
お次はバッテリ―残量の管理です。
こちらをなぜ意識するのかというと、車種にもよりますが、バッテリーの残量がある目盛まで減ってしまうとEVモードが利用できずにガソリンのみで走ってしまうからです。
先ほどEVモードを積極的に使えといいましたが、巡行したい速度まで加速したらEVモードを切ってエンジンで走ることでバッテリーを節約できます。もともとエンジンは巡行など一定のペースで走るのが得意なのでお互いの良いとこ取りができるのでおすすめです。
これに加えて先ほど述べた、回生ブレーキを意識すれば常にEVモードで発進することができます。
その他細かい要素を意識しよう
最後に細かいですが、燃費に直結する点をまとめておきます。
燃費を上げる細かいポイント
・エアコンの設定温度を下げすぎない(上げすぎない)
・使わない重い荷物は積んでおかない
・タイヤの空気圧が低くないか調べる
・スタッドレスタイヤは燃費が下がるので、必要なくなればすぐに変える
・エンジンオイルの交換を定期的にしておく
まとめ
最後に今回の内容をまとめておきます。
まとめ
発進時にはEVモードを使う
道路状況を把握して適切な場面で回生ブレーキを使う
常にEVモードが使えるようにバッテリーの管理を行う
その他細かい要素を意識する
いままでいろいろなコツを紹介してきましたが、ハイブリッド車は普通の車に比べて頭を使う部分が多いと思います。しかし、これらを意識することでカタログ値の燃費を超えることもあります。
そこがハイブリッド車の楽しい部分であると思うので、これらを意識して楽しくて安全なドライブをしましょう。
最後まで見てくださりありがとうございました!